広島またも救援陣崩れて白星逃す 九回、菊池保が同点打浴びて引き分け

延長10回裏、代打の高橋大(50)が空振り三振に終わり、グラウンドを見つめる佐々岡監督(中央奥)=撮影・立川洋一郎
9回表ヤクルト1死一、三塁、代打のヤクルト・青木に同点適時打を打たれ、ぼうぜんとする広島・菊池保則=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島3-3ヤクルト」(19日、マツダスタジアム)

 広島は課題の救援陣が踏ん張れず、勝利を逃がした。

 逃げ切りを図り、3-2と1点差の最終回のマウンドには菊池保が上がった。しかし先頭の代打・坂口に中前打を許し、続く代打・荒木が犠打を決めて1死二塁と一打同点のピンチを迎える。ここで1番・上田が左前打でつなぎ、1死一、三塁でヤクルトベンチは代打に青木を送った。青木にはカウント1-2からの4球目、145キロをジャストミートされ、打球は遊撃の頭を越える中前への痛恨の同点適時打となった。

 延長戦に突入し、十回にはDJ・ジョンソンが2死満塁のピンチを背負った。なんとか無失点で切り抜けて、引き分けに終わったが、ブルペン陣の不安定さをまたもや露呈する結果に終わった。

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