広島、打線奮起して中日戦勝ち越し 佐々岡監督「つながるとベンチも盛り上がる」
「中日3-10広島」(28日、ナゴヤドーム)
広島が中日に快勝し、カード勝ち越しを決めた。先発のドラフト1位・森下(明大)はプロ2戦目でうれしい初白星。8回2/3を9安打3失点の力投で記念の勝利を収めた。
ルーキーの前回登板で1点しか奪えなかった打線も、この日は序盤から奮起。ピレラ、堂林、田中広で3本塁打。4選手が猛打賞と大暴れし、15安打10得点。中でも堂林は開幕から7戦で早くも4度目のマルチ安打。「出た時に最高のパフォーマンスを出せればと思っている」と背番号7は引き締めた。
この日は状態の上がらないメヒアをスタメンから外し、ピレラ、松山、堂林を起用。佐々岡監督も「今日はつないで、つないで点が取れた。つながるとベンチも盛り上がる」と笑顔を見せ「(野手陣の好調は)うれしい悩み。今日もいろいろ考えた中で、いい競争になっている」と、ご満悦だった。