広島ドラ1森下 いよいよプロ初登板初先発 佐々岡監督と同じ舞台でデビュー

言葉を交わす佐々岡監督(88)と森下暢仁(撮影・高石航平)
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 「DeNA-広島」(21日、横浜スタジアム)

 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(明大)がプロ初登板初先発する。

 試合前にはキャッチボールなどで汗を流し。13時20分にはグラウンドでダッシュし、遠投を繰り返した。その後はブルペンへ。最後の投球練習をして、横浜のマウンドに上がる予定だ。

 前日20日には「やっとスタートするという気持ち。チームが勝てるように、また自分としても良いスタートが切れるように一人ひとりに1球1球を投げ込んで頑張っていきたい」と話していた。

 佐々岡監督が現役時代に背負っていた背番号「18」を、森下は指揮官の直訴により背負う。

 大エースのデビュー戦も、ここ横浜だった。1990年4月12日の大洋(現DeNA)戦。9回2失点で、プロ初先発を初完投初勝利で飾った。あの日から30年。指揮官は開幕戦となった19日、思い出の地で監督初勝利を手にした。また、この日、チームが勝てば、広島の新人監督としては史上初となる開幕3連勝を手にすることになる。森下と佐々岡監督には不思議な縁があるのかもしれない。

 昨年の入団会見で「新人王」を目指すと言った。3カ月遅れでの開幕。黄金新人が、大きな目標に向かって第一歩を踏み出す。

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