広島・藤井皓、探究中!新たな発見は遊び心の中にアリ

 広島の藤井皓哉投手(23)が3日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場での分割練習に参加し、遊び心で成長を目指すと明かした。現在は1勤1休で練習時間は2時間。寮で過ごす時間などで投球につながるものを見つけ、練習に取り入れていく。

 練習途中、藤井皓がスコットに話しかけた。グラブを手にはめ、助っ人が持っていた特殊な球でキャッチボールを開始。「時間があるし、遊びの中でいろいろとやってみようと思った」と狙いを説明した。

 球は球体ではなく、両端が切り落とされており、人さし指、中指、親指だけで握る。「きれいな縦回転を与えないと投げられない」。右の上手から投げ下ろす角度のある直球が武器とあって、フォームや指先の感覚を確かめるためには最適だった。

 緊急事態宣言が全国に発令されて以降、チームの練習は2班に分かれての1勤1休制で、練習時間も2時間に限られている。寮で過ごす時間が必然的に増え、部屋ではストレッチや体幹トレで足りない部分を補っている。その一方でレベルアップできる練習法はないかと探究心が尽きることもない。

 最近では、ツインズ・前田が開設したユーチューブの公式チャンネルを視聴。右腕が公開した3種類のスライダーをキャッチボールで投げてみたこともある。遊び心を持ちながらの練習。「何かをつかめたら良いと思っている」と前を見据えた。工夫を凝らしながら、自分と向き合っていく。

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