広島・大瀬良が“違う握り”のフォーク試投「つかんだものがあった」

 先発し力投する大瀬良(撮影・山口登)
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 「オープン戦・ソフトバンク10-5広島」(13日、ペイペイドーム)

 広島の大瀬良大地投手は5回6安打4失点(自責点3)だった。

 二回まで無失点だったが、三回2死から自らの失策を足がかりに1失点。四回は先頭・松田宣への四球をきっかけに3点を失った。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、20日の開幕戦が延期になった。「新しく試してみようと思うこともあった」と、これまでとは違う握り方でフォークを投げた。

 空振りを奪う場面があった一方で、高めに抜ける球もあった。それでも「感覚の中でこういうふうに投げれば良いのかなと、つかんだものがあった。次のブルペンでやりたい」。さらなるレベルアップを目指して改良を重ねていくことを誓った。

 新しい開幕日は未定だ。体や心の調整は決して簡単ではない。「むずかしさは出てくるけど、まずは次の登板へ向けて。出た課題をつぶしていけるようにしたい」と前を向いた。

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