広島ドラ1・森下 真っ向勝負!8日のランチ特打で初登板 誠也さん会沢さん覚悟!
「広島春季キャンプ」(6日、日南)
広島ドラフト1位の森下暢仁投手(22)=明大=が8日に行われるランチ特打に打撃投手として初登板することが決まった。自慢の直球を軸に鈴木誠、ピレラ、会沢らに真っ向勝負を挑んでいく姿勢を示した。背番号18を背負う将来のエース候補はこれまでの経験を糧にまずは好打者相手に力試しを図っていく。
全てをぶつける。8日に行われるランチ特打に打撃投手として初登板する森下は「打者との対戦は久しぶりなので、どう自分の球が通用するか。打者に向かっていけるかも大事にしたい」と高揚感を口にした。
日本代表の4番鈴木誠やメジャーでプレーした新助っ人のピレラ、会沢などの好打者との対戦を控える。「まずはしっかりと真っすぐを投げられたらいい。(変化球は)様子を見ながら」と自慢の速球を軸に真っ向勝負を挑む姿勢を示した。
春季キャンプは第1クールが終了。全てが初めての経験となるルーキーにとって環境の変化は否めないが「(慣れは)ありますね。しゃべれるようになってきたし、練習の流れも分かるようになってきた」と順調ぶりをアピールする。
5日には恩師である明大の善波前監督から激励を受け、先輩やコーチからの指導も身につきつつある。「しっかりと準備運動をしてから練習に入ること。サインプレーとかを早めに覚えないと、次につながらないし、使ってもらえないので」と右腕は表情を引き締める。
まずは8日に向けて力試し。「まだ、始まったばかり。けがのないように。飛ばしすぎないようにやっていきたい」と背番号18は焦らず日々鍛錬を積んでいく。