自力CS消滅の広島は紅白戦 大瀬良と床田が先発
「広島紅白戦、白組1-1紅組」(30日、マツダスタジアム)
広島がレギュラー組中心の白組と、控え組中心の紅組で5イニング制の紅白戦を行った。投手は白組・大瀬良、紅組・床田が先発した。
大瀬良は初回先頭・野間に左前打を許したが、1死二塁から堂林、安部を封じ得点を与えず。その後も1安打のみに抑え、3回2安打無失点だった。
床田は初回に西川、菊池涼、鈴木を三者凡退と好スタートを切った。二回2死二塁から松山に中前適時打を許したが、その後崩れることなく4回3安打1失点だった。
野手では紅組で出場した小窪が、0-1の五回1死無走者から塹江の147キロ直球を左中間席へ運ぶ一発をマークした。
高ヘッドコーチは「投手は打者に対して投げて体にハリを出す。野手は生きた球を見ることが大事」と狙いを説明し、「元気もあったね」と振り返った。
広島はレギュラーシーズン最終戦の27日・中日戦で敗れており、自力でのCS進出が消滅。4位・阪神がこの日の中日戦で引き分けか負けた場合、広島のCS進出が決まる。




