広島・ジョンソン 2年連続4度目規定投球回到達 判定には恨み節も

 「巨人5-6広島」(14日、東京ドーム)

 試合が終わっても広島・ジョンソンは悔しさを隠さなかった。5回を3安打3失点。先発としてゲームメークを果たし「チームが勝ったことが何より」と息をついたが、際どい判定に思わず恨み節だ。

 「2ランを打たれた場面は(審判の)辛いコールがあった。丸に完璧に打たれたけど、2ランではなく、ソロだったかもしれない」

 1-0の四回だ。先頭の坂本勇をフルカウントから四球を許し、続く丸に逆転2ランを献上。試合前まで16打数1安打、打率・063と圧倒していただけに、8月20日・ヤクルト戦以来28イニングぶりの失点に顔をしかめた。

 それでも今季の投球回は計144イニングとなり、2年連続4度目の規定投球回に到達した。「1年目は190イニング以上、2年目も180イニングを投げている。(規定投球の)143回というのはあまり重要ではない」。プライドがにじむのも、完全復活した自信の表れだろう。

 4年ぶりとなる最優秀防御率タイトル獲得も視界に入っている。防御率2・44はDeNA今永の2・39に続く2位をキープ。「今日で少し下がったけどまだ狙える位置にいる。それより今は全力を尽くしてゼロに抑えるだけ」と力を込めた。

 今季東京ドームでは4戦3勝。今後はポストシーズンでも登板する可能性があり、「野手有利の球場なので、投手は気をつけないといけない」と改めて心に刻んだ。この日のフラストレーションはCSへぶつけるだけだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス