緒方監督「いいゲーム」エースと4番だけじゃない!ナイン全員たたえる
「セCSファイナルS・第1戦、広島6-1巨人」(17日、マツダスタジアム)
広島・緒方孝市監督は快勝に満足そうだった。まずは先発・大瀬良について「大地の投球に尽きる。初回からあれだけうまい具合に力を入れて、気持ちが高ぶって球が暴れるかと思ったけど、しっかり最初から投げてくれた。ナイスピッチングだった」と絶賛した。成長にも目を細め「落ち着いてたね。去年とは全然姿が違って、本当に頼もしい」と続けた。
小刻みに得点を重ねた打線にも納得顔だ。「全員がプレーボールからいい集中力を持って、バットが振れていた。今日の試合はエースと4番がしっかり投げて打って勝ったと書かれるかもしれないけど、4番だけじゃなく、打線みんなが丸にしても、キクにしても広輔にしても、初回にいい形でチャンスメークしてくれた。中押し、だめ押しと、いいゲームができた」とナイン全員をたたえた。
一岡、フランスア、中崎とつないだ中継ぎ陣の無失点リレーについても言及し、「しっかり投げてくれた。こういう緊張感の中で投げさせて、どんどん経験してもらわないと」とうなずいていた。