フランスア&中崎 好救援&10日ぶりセーブで前夜&昨年の悪夢断ち切る

 8回途中から登板するフランスア(撮影・堀内翔)
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 「DeNA1-4広島」(18日、横浜スタジアム)

 熱投で勝利を呼び込んだ。広島のヘロニモ・フランスア投手、中崎翔太投手の救援陣2人が2イニングをピシャリと0封。前夜、3者連続被弾で逆転負けを喫したチームのショックも吹き飛ばした。最速156キロの直球を中心に相手をねじ伏せたフランスアは「目いっぱい投げた。自分の仕事ができて良かった」と安どの表情を浮かべた。

 窮地を救ったのはフランスアだ。4-1の八回無死一、三塁で登板。前夜を思い起こさせる場面だったが、代打・桑原を空振り三振に斬ると、ロペスを遊飛。筒香は四球で歩かせ満塁となったが、宮崎を中飛に封じた。前回登板の16日・阪神戦は黒星を喫したが「打たれる日もあれば負ける日もある」と切り替え、好投につなげた。

 九回のマウンドに上がった守護神・中崎もソトを三ゴロに仕留めると、倉本、代打・石川を連続三振でピシャリ。通算100セーブを達成した8月8日・中日戦以来となる27セーブ目に「最近構えたところに球がいっていなかったので、チームの勢いに乗っていければ」とうなずいた。

 救援陣が不安定で厳しい台所事情の中、頼もしい姿を示した2人。緒方監督も「中継ぎ陣もしっかり無失点で締めてくれた」と称賛し、8月に入って11試合目の登板となったフランスアには「続いているけど踏ん張りどころ」と期待を寄せた。鉄腕左腕と守護神がブルペンを支え続ける。

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