広島が仕事始め 松田オーナー、本拠地移転から10年目の節目「日本一に」

 広島が4日、広島市内の球団事務所で仕事始めを行った。マツダスタジアムへの本拠地移転から10年目となる節目の2018年。松田元オーナー(66)は「ファンの方は日本一の球場だと誇りを持っている。チームも日本一に」と抱負を語った。

 昨季はリーグ2連覇を果たしながらCSで敗れた。「丸からの年賀状に『マツダでビールかけがしたい』と書いてあったんだ」。悔しさを味わった1年でもあった。フロント、現場が一丸となり悲願達成を目指すシーズンが幕を開けた。

 5月には、開場10年を記念したイベントを計画している。新球場完成は、チームを常勝軍団へ押し上げた一因。球団史上初のリーグ3連覇と34年ぶりの日本一を勝ち取り、歓喜の花を咲かせる。

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