薮田、全国区になる!初の夢舞台へ大きな誓い 赤金グラブ&スパイク発注

 「マイナビオールスターゲーム・第1戦、全セ-全パ」(14日、ナゴヤドーム)

 広島の薮田和樹投手(24)が13日、初めて出場する球宴で全国区になる誓いを立てた。チームトップの8勝を挙げているが、全国的にはまだ知名度が低い。「このチャンスでたくさんの人に覚えてもらいたい」と意気込んだ。

 トップ選手が集う夢舞台。パ・リーグの強打者を打ち取ることができれば「薮田」の名前が脚光を浴びることは間違いない。自身の名前を売るのもプロ選手として重要なだけに、鼻息を荒くした。

 「全部は無理です」と言葉を選びながら、三振を奪う投球を目指す。今季は最速156キロの直球と鋭く落ちるツーシームを武器に、計60回を投げて57三振を奪っている。「シーズンでも追い込んだら狙っているので」。直球の自己最速の更新にも力を入れながら、ねじ伏せていく構えだ。

 球宴仕様の用具で気分も高まる。赤を基調にゴールドをあしらったグラブとスパイクでマウンドに立つ。現在、休日などによく見る米映画「アイアンマン」をイメージしたものを契約メーカーのアップセット社に発注。ひときわ目立つ相棒を手に入れた。

 「いろんなことを聞いて吸収もしたいです」。学ぶ姿勢を忘れず、登板以外の時間も無駄にはしない。シーズン後半へ向け、大舞台をさらなる飛躍へのきっかけにする。

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