昨季限りで現役引退した前広島の黒田博樹氏(41)が15日、名球会東西対抗戦(宮崎サンマリンスタジアム)に初出場。1点リードの四回に登板した。
先頭は元チームメート前田。126キロで中飛に打ち取ると、続く福留は右飛に抑えた。2死後、新井との初対戦が実現。初球134キロはストライク、2球目133キロでのけぞらせ、3球目の129キロで遊ゴロに封じた。
黒田は「気持ちよくマウンドに上がらせてもらった。これからは野球界に少しずつ恩返ししたい」と話した。新井は「球が速かったです。ちょっと悔しいです」と振り返った。