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鈴木誠也 新練習は「大谷打法」!フリー打撃で軸足蹴り上げ

 左足に重心を置いてマシン打撃を行う鈴木(撮影・吉澤敬太)
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 広島の鈴木誠也外野手(22)が10日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で自主トレ。日本ハム・大谷流の打撃練習を取り入れ、バットを振った。大谷がフリー打撃のインパクトの際に、軸足となる左足を蹴り上げていたのを見て、自身の練習にも導入した。トリプルスリー達成、首位打者奪取へ-。新たな練習法で、さらなる飛躍を目指す。

 飽くなき向上心が胸にある。常々「レギュラーではない」と言い切る鈴木が、さらなる成長を目指して導入したのが“大谷打法”だ。「大谷くんのまねです。翔平はいいバッターなので、まねようと思った。一つの引き出しとして、頭に入れておきたい」。昨季に残した打撃成績のすべてを上回るため、新たな取り組みに着手した。

 きっかけは、昨年11月に参加した侍ジャパン強化試合。ともに日の丸を背負う機会に恵まれ、大谷独特の打撃練習について質問をぶつけた。左打ちの二刀流はフリー打撃で、インパクトの際に軸足の左足を大きく蹴り上げる特徴がある。踏み込んだ右足に全体重を乗せ、全身のパワーを球に伝えて飛距離を出すのが狙いだ。

 「体格が違うので、僕にはああいう打撃はできない」としながらも、新たな発見があった。調子が下降線をたどると「打ちにいけなくなる」。スイングのとき左膝の開きが早くなりフォームが崩れてしまうのが課題だ。昨年12月からこの練習を取り入れたことで踏み込んだ左足側に壁ができ、膝の開きが抑えられる効果が生まれた。

 昨季、残した打率はリーグ2位の・335。本塁打は自己最多29本を放った。スタメン出場した試合で、無安打だった試合は3試合が最長になる。「去年、良かったのは(調子の)波が少なかったから。これを続けていかないと打率は残せない」。不調時、大谷打法により素早く本来のスイングを取り戻すことができれば、首位打者獲得やトリプルスリー達成へ、一歩ずつ近づくはずだ。

 3月に開催されるWBCの日本代表メンバーにも選出された。世界一奪還を狙う大一番へ向け、春季キャンプでは例年以上に早めの時期から速球を打つなどして実戦感覚を取り戻していく。

 年始は3日から始動しており、この日は約2時間、マシンを相手にバットを振り込んだ。「去年の自分が正しいとは思わないし、今年は今年でいいものを見つけていきたい」。どこまでも高みを見据えるその姿と言葉が、何よりも頼もしい。

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