【一問一答】丸「来季は背中で引っ張っていきたい」
広島・丸佳浩外野手(27)が30日、広島市南区の球団事務所で契約更改交渉を行い、5500万増の年俸1億4000万円で一発サイン(金額は推定)。プロ9年目で初の大台突破となった。
【会見一問一答】
-サインは。
「はい、しました」
-球団の評価は。
「ものすごいいい評価をいただきました」
-差し支えなければ増額の数字は。
「1億4000万円です。プロに入ってから1つの目標でもあったので、非常にうれしいです」
-納得してサインしたのか。
「それは、もう」
-球団から何か話は。
「今シーズンはチームの中心となって、よくやってくれたと言ってもらいました」
-球団に対して何か要望は。
「僕からは特にないです」
-昨年は初めて年俸が下がった年だった。
「昨年の悔しい思いが、今シーズンのモチベーションだった。しっかり悔しさ、経験を生かせたシーズンだったのかなと思います」
-具体的に交渉の中での話は。
「最後、日本シリーズで悔しい思いをしたので。それを来シーズン、この経験を生かして行こうという話をしました」
-あらためて今シーズンを振り返って。
「チームとして優勝できたので充実感、達成感はあった。まだプロに入って9年目ですが、1番いいシーズンだったと思います」
-本塁打、打点でキャリア最大を記録。
「ホームランに関しては1本ですけど、キャリアハイでよかった。打点に関しては前を打つキク、広輔が塁に出てくれたので。ただ、打率に関してはまだまだできると思う。もっと上を目指していきたい」
-来季のテーマは。
「数字というものは、今年の成績を上回っていきたい。そして今シーズンも全試合出場できたので、自信にもなる。それを来シーズンも続けていきたいと、いま思っています」
-打撃フォームも改造しているが。
「そんな大げさな感じじゃないですけど、小さなことを秋のキャンプからやってきて、オフもやっていこうと思っている。いい成績を残すために頑張っていきたい。まだまだ守備でも今シーズンを振り返ってみても、捕れる打球を捕れないこともあった。走塁に関してミスもあった。まだまだこれでいい、というのはないですね」
-来季に向けて。
「黒田さんが引退して、抜けられてしまった。キクだったり、僕だったり、背中で引っぱっていきたい。新井さんいい歳なので、依存することなくやっていきたいと思います」