石原 若鯉投手を白星導く!黒田さんの穴“オレが埋める”

 セ・リーグ最年長となる37歳1カ月でのゴールデングラブ賞初受賞となった広島・石原慶幸捕手(37)が29日、都内の授賞式に参加し、来季の連続受賞を宣言した。リーグ連覇へ「勝てる捕手」として、若い投手を導いていく。

 「一番取りたかった賞。家に帰ってゆっくり眺めたい」。ゴールドに輝くグラブを両手に、しみじみと喜びを口にした。今季は正捕手として106試合に出場。失策は1で、守備率・998を記録した。熟練のリードで25年ぶりのリーグ優勝を導き、球団歴代最多89勝、最高勝率・631を支えた。

 リーグ連覇&悲願の日本一を誓う来季、黒田不在は石原が埋める。「1人でカバーするのは難しい。若い投手がガツガツとね。オレがローテを取るんだ、という気持ちを前面に出してほしい」。求めるのは強い気持ち。これまで以上に若手と意思疎通を図って、成長を支える。

 「勝てる捕手にこだわっていく。内容もあるが、10-9でも勝てるようにしたい」。勝敗の要になるポジション。来季もチームの命運を握る。「自分の守備が勝敗に関わってくるので。貢献できるように」。リーグ連覇と連続受賞を狙う。喜びと悔しさをかみしめながら、強い気持ちで2017年に挑む。

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