広島ホームテレビで２７日に放送されたプロ野球ＳＭＢＣ日本シリーズ第５戦・日本ハム－広島（札幌ドーム）の広島地区平均視聴率が４４・４％だったことが２８日、わかった。

　広島が敵地・札幌ドームで３連敗し、王手をかけられた状況。視聴率もやや下降気味だが、４０％を超える高い水準を維持している。

　瞬間最高は午後９時３３分の６２・６％。九回、広島・中崎が日本ハム・岡に死球を与え、両軍の選手が一時ベンチを出てにらみ合うシーンだった。

　２２日の第１戦、２３日の第２戦の広島地区平均視聴率はいずれも５３・８％。引退を表明している黒田博樹投手が先発した２５日の第３戦は、平均５９・６％で広島地区全局の歴代２位だった。２６日の第４戦は４８・６％だった。

　なお、２７日・第５戦の関東地区平均視聴率は１７・４％、関西地区は１９・５％だった。（数字はビデオリサーチ日報調べ、広島地区の数字は１９８９年以降）