広島 新井が4番復帰へ、昨年8月以来

 広島の新井貴浩内野手(39)が、19日のDeNA戦(横浜)から、4番復帰することが濃厚となった。16日の巨人戦(東京ドーム)で、エクトル・ルナ内野手(36)が、右太もも裏の違和感を訴えて離脱。この日、指名練習後に緒方孝市監督(47)が構想を明かした。

 「打撃コーチと相談してからになるけど、巨人戦では点が取れなかったからね。開幕からの攻撃をもう一度、できるように明日から4番・新井、5番・エルドレッドで行ってみたいと思っている」

 17日の巨人戦は、4番にエルドレッドを置いた打線で、5安打1得点で惜敗した。相手先発今村の状態も良かったが、開幕から「つなぎの4番」として、ルナが中核を担ってきた打線。現在、打撃好調で、4番経験も豊富な新井に、代役を任せることになりそうだ。

 4番は昨年8月27日の阪神戦(マツダ)以来。新井はこの日、指名練習には参加せず、宿舎で静養に務めた。17日の同戦では、右手首付近に死球を受けたが、一夜明けて症状も快方に向かっているようだ。緒方監督は「トレーナーからの報告も、悪くないようだから」と説明した。

 チームは現在、2連敗中。2000安打まで残り「8本」。指揮官は「彼もカウントダウンで、モチベーションが高い」とし、週末の阪神3連戦(マツダ)中の達成に向けて「地元で決めるのがいいだろうしね。そのタメにも横浜の2試合で、安打を重ねてほしい」と、ベテランにさらなる奮起を期待した。

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