野間 すり足打法でレギュラーすり寄る

 宮崎県日南市での先乗り自主トレに参加している広島・野間峻祥外野手(23)が28日、昨秋キャンプから取り組む「すり足打法」への手応えを口にした。確実性アップを求めた新フォームで、フリー打撃では快音を響かせた。勝負の2年目。野間が打撃に磨きをかけて、右翼の定位置獲りに挑む。

 自信に満ちた表情が、充実感を漂わせた。昨秋キャンプから取り組んでいるすり足打法。「しっかり振れている。違和感なくできるようになった」。確かな感触が、野間の声を弾ませた。

 打率・241にとどまったルーキーイヤー。その反省を踏まえて、新打撃フォームでは確実性を高めることに意識を置いている。「コンパクトに振って、ミスショットをなくす」。今オフはバットの出し方や、トップの位置を注意しながら振り込んだ。先乗り自主トレ2日目、早くも新たな挑戦に手応えを感じている。

 この日のフリー打撃では、マシンや打撃投手を相手に必死にバットを振った。左右にヒット性の当たりを打ち分けながら54スイング。柵越えを3本放つなど、力強さもキープしている。キャンプインまでの残り3日間。自分のものになりつつある新フォームをさらに磨き上げる。

 キャンプ初日から存在感を示すつもりだ。「少しでもチャンスをもらえるように、とにかく自分の場合はアピール。しっかり準備したい。外野手の全員がライバルだと思っているので負けたくない」。右翼の定位置確保を目指し、2年目の進化を見せる。

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