新井、初対面新人へベテラン極意注入!

 広島の新井貴浩内野手(38)が20日、広島県廿日市市の大野練習場で行われている合同自主トレに初参加し、新人選手と初めて対面した。練習後には夢を抱いてプロの世界に飛び込んできた若武者にエールを送った。自身もルーキーからエネルギーをもらい、チームの優勝、あと29本に迫る通算2000安打達成に意欲をみせた。

 長くプロの世界を生き抜いてきた新井は、成功するための秘訣(ひけつ)を即答した。それは自らが歩んできた道のりそのもの。厳しくつらいものだが、愚直なまでに努力し続けることの重要性を強く訴えた。

 「プロで長くやるために必要なこと?練習しかない。若いときはやって、やって、さらにやって、やって、やる。しっかり食べて、とにかく練習!」

 若手時代は強制的にバットを振らされた。遠征中は、ホテルでその日の試合を振り返りながら、1時間以上の素振りが日課だった。「やらされて、やらされまくった。若い頃にそうやってもらって良かった。ボロボロになるまでやったから、今がある」。同期入団の東出と汗を流し続けた日々。妥協しなかったスイング一つ一つが、自らの礎を築いた。

 「いいスイングをしている」。新人のフリー打撃を見ながら、ポツリと漏らした。ドラフト1位・岡田の投球練習には「力強い球を投げている」と目を細めた。各選手の潜在能力の高さは誰もが認めるところ。送ったエールには、忘れてはいけないプロとしての在り方が示されている。

 新人を鼓舞しながら、今季への誓いを新たにした。昨季、成し遂げられなかった悲願。そして、その過程にある、あと29本に迫った通算2000安打達成だ。「優勝したい。それだけ。その中で記録を達成できればうれしい」。黒田の日米通算200勝という偉業達成もかかる大事な1年。攻撃陣の中心として力を発揮し、メモリアルイヤーにしていく構えだ。

 この日のノックや打撃練習では、若手と同様に軽快な動きを見せた。昨季終了後から始めた筋力トレで、体重は昨季より2~3キロ増の100キロ超に。筋肉量も増加した。「中長期的に見ているから、今どうこうはない」と言いながらも「今までで一番の体ができている。楽しみだし、手応えはある」と笑った。今年でプロ18年目。ただ真っすぐに突っ走ってきたその道の先には、まぶしいくらいの光が待っている。

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