鯉ドラ2横山、即戦力じゃ!6回0封

 「社会人野球・日本選手権・1回戦、NTT東日本10-5和歌山箕島球友会」(31日、京セラドーム大阪)

 広島からドラフト2位指名を受けた横山弘樹投手(23)=NTT東日本=が10月31日、日本選手権1回戦の和歌山箕島球友会戦(京セラD)に先発。指名後初登板で、6回2安打無失点、6奪三振と好投した。最速146キロの直球を軸に、多彩な変化球で幻惑。即戦力投手の力を証明した。

 テンポ良く凡打の山を築いた。ドラフト指名後、初登板となる日本選手権。ノーワインドアップから重心を下げ、スリークオーターから力ある直球を投げた。横山が6回を2安打無失点。相手打線を寄せ付けなかった。

 「日本一に向けて、“いまできることを100%”というキーワードで試合に入りました。直球を中心に先手、先手でいけたと思う」

 初回を3者凡退に打ち取ると、波に乗った。110キロ台のカーブ、チェンジアップで緩急も駆使。球速差30キロ以上で、この日最速146キロの直球が効果的に決まった。六回は浦川、平井を連続三振。最後は外角低めの直球で、高橋のバットを折って二飛に抑えた。

 187センチ、85キロ。この日、最速は146キロだったが、直球は球速以上にキレ、力があった。6個の三振はカットボール、フォークで奪うなど多彩な球種も魅力だ。「日本一になることだけを考えている。全試合投げるつもりです」と横山。期待の即戦力右腕がプロ入りを前に、まずは一気に頂点まで駆け上る。

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