エルドレッドV打!意地を見せた
「広島2‐1阪神」(26日、マツダ)
連敗に別れを告げる一打だ。鯉党の大歓声を、広島・エルドレッドは一塁上で気持ちよさそうに浴びた。0‐1の五回、同点打を放った新井に続いた。2死一、二塁で岩田のカットボールを捉えた打球は、左翼フェンス直撃の勝ち越し打となった。
2者連続適時打に「新井さんがつないでくれたチャンス。何とかして追加点を取りたかった」と胸を張った。12連戦突入後は、前日まで8試合で26打数2安打、打率・077、1打点と不振だったが意地を見せた。
逆転CS進出は、数字上は厳しい。それでも「まだチャンスはある。自分のバットには、何かを変える力があると信じてやっていく」と言い切った。頼れる主砲が最後の追い上げをけん引する。
