五回に逆転!新井、エルド連続適時打

5回広島2死一、二塁、右ひざをつきながら、執念で同点適時打を放つ広島・新井貴浩=マツダスタジアム(撮影・出月俊成)
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 「広島‐阪神」(26日、マツダスタジアム)

 広島が中軸の活躍で逆転に成功した。

 1点ビハインドの五回、2死一、二塁から3番・新井の左前適時打で同点。1ボール2ストライクからの4球目、真ん中低めの変化球に食らいついた。打球はしぶとく三遊間を抜け、二走・前田が生還した。

 22日・ヤクルト戦(神宮)以来4試合、32イニングぶりの得点で同点。続く4番・エルドレッドの左翼フェンス直撃打で一気に勝ち越した。

 3位阪神とは3・5ゲーム差。3試合連続完封負けと元気がなかったチームに待望の得点が生まれた。

 新井が「打ったのはフォークかな。気持ちで食らいついて行きました!!」と話せば、エルドレッドは「打ったのはカットボール。少し詰まったけど、レフトの頭の上を越えてよかったよ!!新井さんがつないでくれたチャンスだったので、なんとかして追加点をと思っていたのでよかった」と逆転劇を振り返った。

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