広島の新井貴浩内野手が１８日、ＤｅＮＡ・高橋尚成投手の現役引退を惜しんだ。

　同投手がこの日会見を開き、引退を決意した試合について言及。８月１６日の広島戦（マツダ）で、新井に本塁打を浴びた場面を挙げた。

　駒大時代から慕ってきた１学年上の先輩。「一番かわいがってもらった。大学ではいつも一緒に学校に通っていましたから」としんみり。「駒大は厳しい先輩が多かったですが、高橋さんは違った。部屋に入り浸っていたのが、ついこの間のことのよう」と続けた。

　この日、中日戦の前には今季限りで引退を決めている和田、小笠原らに直接感謝を伝えた。「会ってお礼が言いたかった。和田さんも、小笠原さんも、本当にかわいがってもらった先輩。チームは違っても、ずっと一緒に戦ってきた。かわいがってもらってきた先輩方。やっぱりさみしい」と別れを惜しんだ。