ジョンソン初中4日もお得意G戦に万端

 15日・巨人戦(マツダ)に先発する広島のクリス・ジョンソン投手(30)が14日、マツダスタジアムでの指名練習に参加し調整した。上位争いに踏みとどまれるか否かを決めると言っても過言ではない一戦。防御率リーグトップの左腕で白星をつかみ取る構えだ。

 2・5ゲーム差で追う3位巨人との大一番を前にしても、助っ人に気負いはなかった。キャッチボールやショートダッシュを行い、普段の登板前と同じルーティンをこなした。「話は明日するよ」。報道陣の問いかけには応えなかったが、表情は穏やかだった。

 来日初となる中4日での登板。11勝目を挙げた前回登板の10日・中日戦は114球を投げた。それでも畝投手コーチは「状態は上がってきているし、変わりない」と普段通りを強調。続けて「いつも通り投げてくれれば大丈夫」と期待を寄せた。

 チームを勝利に導くことができれば、個人タイトル獲得にも前進する。防御率はリーグで唯一1点台の1・90でトップ。11勝も同3位タイだ。広島で外国人投手のタイトル獲得となれば、最多奪三振に輝いた09年のルイス以来となる。

 チームは2つの引き分けを挟んで4連勝と勢いに乗る。ジョンソンも対巨人は2試合に登板し1勝0敗。15回連続無失点で防御率0・00と抜群の相性を誇る。左腕が奇跡への道を切り開く。

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