マエケン、連敗阻止へ7回2失点好投

汗を飛ばして力投する広島・前田健太=マツダスタジアム(撮影・出月俊成)
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 「広島-巨人」(21日、マツダ)

 先発した広島・前田は7回を投げて5安打2失点。10勝目の権利を手にして、マウンドを降りた。

 初回、2死二塁から阿部に高めに浮いた直球を右翼スタンドへ運ばれ、2点の先制を許した。

 中日に3連敗を喫し、本拠地に戻って迎えた一戦。以降は粘りの投球を続けると、三回に相手のミスから勝ち越しに成功。七回に無死二塁のピンチを招いたが、後続を断って最少リードを守った。

 チームの連敗阻止とともに、自身6年連続2桁勝利が懸かった試合。エースが110球の熱投で、勝利への執念を見せた。

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