広島、延長戦で首位・巨人下した
「巨人0-2広島」(7日、東京ド)
広島が4時間32分に及んだ延長戦を制し、3試合ぶりの勝利を挙げた。巨人は2連敗となったが、2位・阪神もDeNAに敗れたため、0・5差のまま首位を守った。
広島は0-0の延長十二回、1死満塁から1番・菊池の左前適時打で待望の先制点。続く丸の右前適時打で加点した。
値千金の決勝タイムリーを放った菊池は「絶対勝ちたいと思ってたんで、何とか打ってやろうと思っていた。狙いは絞らず、思いっきりいこうと決めてたんで良かったです」と、お立ち台で興奮交じりに振り返った。
現在5位だが、首位の巨人とは4ゲーム差。菊池は「巨人とかどことか関係なく、どこにも負けたくないんで、これからずっと勝ち続けられるように一丸となって頑張ります」と気合たっぷりに宣言し、スタンドのファンに向かって「明日も勝ちましょう」と声を張り上げた。
先発のジョンソンは7回4安打無失点、13奪三振の好投を見せた。
巨人は先発・ポレダが8回4安打無失点と好投したが、打線はわずか4安打。四回には1死満塁の好機を迎えたが、村田とカステヤーノスが凡退した。打線はこの日、広島投手陣の前に21三振を喫した。
