ジョンソン 後半戦“開幕星”頼むゾ

 広島のクリス・ジョンソン投手(30)が後半戦の“開幕星”を狙う。17日、マツダスタジアムでの全体練習に参加し、20日・中日戦(マツダ)へ向けて調整した。

 蒸し暑いグラウンドで、ジョンソンは黙々と汗を流した。キャッチボール、投内連係に加え、登板3日前に行うブルペン投球をこなした。

 前半戦は7勝4敗、防御率2・27。来日1年目で期待通りの働きだ。それでも「(前半戦は)いい時も悪い時もあった。いい時の投球内容を長く続けられるようにしたい」。対中日は4試合で2勝1敗、防御率1・24。相性の良さは強みだ。

 来日1年目で活躍する要因には、バッテリーを組み続ける石原を挙げた。「いい呼吸で投げられる。自分が投げたい球を、ボールを握る前にサインを出してくれる。自分のことをよく知ってくれているよ」と感謝した。

 ペナントレース終盤を見据え、前半戦の先発は総じて中6日で回してきた。畝投手コーチは当面は「中6日は守っていく」と言及。余力を残して終盤に向かうためにも、左腕の“開幕星”で弾みをつけたい。

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