今季最長27イニング連続無得点
「中日2-0広島」(12日、ナゴド)
延長十二回、中日が藤井のサヨナラ2ランで勝負を決めた。広島は2試合連続の無得点で、今季最長27イニング連続無得点となった。
初回は三者凡退。二回には1死からエルドレッドが四球で出塁したが、続く堂林が空振り三振。二盗を狙ったエルドレッドも刺され、三振ゲッツーとなった。
三回には先頭の田中が二塁打で出塁。会沢が頭部死球で無死一、二塁となった。中日先発の山井は危険球退場。急きょ登板した岡田に対し、一気に先制へ持ち込みたいところだったが…。続く福井が空振り三振。丸、菊池も倒れて得点できなかった。
その後もホームが遠かった。六~八回は三者凡退。九回には2死走者なしから菊池が右中間フェンス直撃の二塁打で出塁した。続くシアーホルツは四球で2死一、二塁としたが、新井が遊ゴロに倒れた。
延長戦に入ってもあと一本が出なかった。延長十二回には2死一、三塁と攻めたが、会沢が空振り三振に倒れ、無得点に終わった。
投手陣は先発の福井が八回無失点の好投。大瀬良も無失点でつないだが、延長十二回、3番手・中崎が2死一塁から藤井に右翼へサヨナラ弾を浴びた。
