黒田10日ブルペン投球で復帰可否判断

 右足の炎症で3日に出場選手登録を抹消された広島・黒田博樹投手(40)が8日、広島県廿日市市の大野練習場で調整した。「右腓骨(ひこつ)筋腱周囲炎」からの復帰戦と描く15日・DeNA戦(マツダ)の登板可否を、10日のブルペン投球で判断する考えを示した。

 傾斜での投球時に痛みが発生していた黒田。この日はキャッチボール、トレーニングを行った。9日にランニングを再開し、10日にブルペン投球を行う方針が決まった。

 右腕は「(負傷箇所は)投げることに関しては繊細な部分。ごまかそうと思ってもごまかしきれない。少しでも回復しておかないと」と慎重な姿勢を示す一方、「100%に戻るのがベストだが、どこかで割り切らないといけない。僕は他(の選手)より、いける(と判断する)基準は低いと思う」と、早期復帰への強い意欲を示した。

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