黒田は自然体…燕の“挑発”にも淡々
「広島-ヤクルト」(27日、マツダ)
広島の黒田博樹投手(40)が26日、開幕を前に自然体を強調した。8年ぶりの古巣、日本球界復帰。環境は大きく変わるが「開幕は昨年もアメリカでありましたし。19回目ですからね。いままでと一緒。変わりはない」と平然とした様子だ。
シーズン初登板は29日・ヤクルト戦。敵将の真中監督は、球数を投げさせる「消耗作戦」で、黒田攻略に自信を見せている。だが、この“挑発”にも「マウンドでどう感じるか。投げて肌で感じて、対処していければいい」と淡々と話した。
この日は登板に備えてブルペン入り。キャンプからここまで順調な調整を続ける。「大きなケガなくマウンドに立てる。シーズンは長いので。1年間しっかり投げ続けることができたらいい」。チームを勝利に導くべく、19年目の開幕を迎える。