リーダー丸が1号 新外国人グスマンも
「オープン戦、広島-オリックス」(15日、マツダ)
広島の丸佳浩外野手がオープン戦1号を右翼席に運んだ。2点リードの三回、菊池が中前打で出塁すると、無死一塁の好機でカウント0-2からの3球目、内寄り111キロのカーブを狙った。打球は一直線に右翼スタンドへ。“キクマル”で追加点を奪った。
前日14日のオリックス戦で2安打をマーク。打撃の状態が上向いてきた中で、その勢いのまま結果につなげた。今季は緒方監督から野手のチームリーダーに指名された25歳。開幕を2週間前に控え、きっちり仕上げてきた。
また、1死を挟んで新外国人グスマンも、左翼スタンドで来日初、オープン戦1号。1-1からの3球目、高めに浮いた126キロを狙った。この日4本目の本塁打。この回、打者一巡の猛攻で、前田をノックアウトした。ここまでオープン戦1勝5敗で、元気のなかった打線に活気が出てきた。
