ドラ1野間 5キロ増でマッチョ化誓う

 広島のドラフト1位・野間峻祥外野手(21)=中部学院大=が16日、増量化計画を打ち明けた。飛距離アップを視野に入れ、来春のキャンプまでに現在の体重80キロから5キロ増を狙い、プロで戦い抜く肉体をつくり上げる。

 あの肉体が忘れられない。「やばかった」。野間の声が大きくなった。これから飛び込む世界の厳しさを実感した瞬間。さらなる“マッチョ化”に励むと決めたときだった。

 マツダスタジアムを見学した12日。ウエート場で偶然、丸を見かけた。分厚い胸板や盛り上がった肩回りの筋肉。鍛え抜かれた肉体がシャツの上からでも、はっきりと分かった。

 11日の入団会見では「体重は2、3キロ増やしたい」と語っていた。だが、90キロの丸に刺激を受け、数字を修正。来春のキャンプまでに「5キロ増やしたい」と85キロまで増量する構えだ。

 75キロで大学に入学。4年間でわずか5キロしか増えていない。「もともと太りにくい体質」と中部学院大の間宮コーチ。それだけに野間は「1日、5食くらい取っていきたい」と必死で胃袋に流し込み、増量をもくろむ。

 筋力トレーニングにも力を入れ始めた。現在は週4日のペースで「体幹を中心に肩回りやインナーを鍛えている」と連戦に耐えうる肉体を構築中だ。

 開幕1軍入りを目標に掲げる。「しっかりと体をつくっていきたい」。大きく強い体で、来春のサバイバルレースに乗り込む。

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