鯉2位・九里「気迫を前面に出す」
「プロ野球ドラフト会議」(24日、グランドプリンス新高輪)
広島ドラフト2位指名の九里亜蓮投手(22)=亜大=は同大の武蔵野キャンパスで会見した。「プロは小さいころからの夢。中学時代は鳥取の米子に住んでいた。広島も近いし、試合を見に行ったこともある。若い選手が多く、いいチーム」と表情を緩めた。
岡山理大付高時代に甲子園出場経験はないが、亜大学進学後は、最速147キロと多彩な変化球を武器に頭角を現した。2年秋から先発に定着し、リーグ5連覇に貢献。大学通算18勝5敗、防御率1・66と抜群の安定感を誇っている。
父親は米国人で米ブレーブス傘下のマイナーリーグで遊撃手として活躍。フロリダ州で小学3年時から野球を始め、小学6年時に日本に戻った。プロ選手の夢がかなう九里は「気迫を前面に出すようなピッチャーになりたい」と力を込めた。
