野村4失点KO…2年目のジンクスか
「広島2-6ヤクルト」(3日、マツダ)
やはり2年目のジンクスなのか。連敗ストップを託された広島・野村だったが、5回4失点でKO降板。昨季リーグ2位の防御率1・98と抜群の安定力を誇り、新人王に輝いた右腕の姿は、そこにはなかった。
突然の乱調だった。一回は三者凡退スタートだったが、二回は3連打で先制点を献上。さらに悪いムードが野手陣にも伝染し、失策で2点目を失うと、川島にも痛打され、あっという間の3失点。「悪くはなかった。打たれた球は高かったけど全部ゴロ。遠くに飛ばされていない」と強がったが、持ち味の制球力を欠いたのは間違いない。
前田健と並ぶエース格として期待される今季だが、オープン戦から状態は悪かった。3月16日の楽天戦(マツダ)では制球が甘くなり、五回途中7失点。セットポジション時に体が開くことが原因だったが、「改善されている。手応えはあるし、だいぶよくなっている」。確かに二回と五回以外はほぼ完ぺきな投球。まだ完全ではないが、修正はされている。
それでも今回の投球には、首脳陣も不安を隠せなかった。野村監督は「祐輔は初回は腕が振れていい投球に見えたが、積極的な打撃にやられた。不運なミスも絡んだが(二回の)3点は痛かった」と厳しい表情。まだシーズンは始まったばかりだが、野村の復活なくしては巻き返しは難しい。
