巨人岡本「阿部バット」で定位置獲る 飛距離UPアピール

 「巨人春季キャンプ」(17日、那覇)

 巨人・岡本和真内野手(20)が、那覇市内で休日返上練習。今季の定位置獲得へ“阿部魂”のこもった重量バットを使って汗を流し、「振り負けないように使いこなせるようにしたい」と話した。

 ティー打撃を行った際、手には「慎之助」と阿部の名前が入ったバットが握られていた。従来の岡本のバットは約900グラムで、阿部のものは約930グラム。1月下旬の合同自主トレ時から阿部に「軽い」と言われ、16日に譲り受けた。重量バットで飛距離アップを目指していく。

 昨年はオープン戦で打率・164と結果を残せず、開幕直前に2軍降格。開幕後も3試合の出場に終わった。今年は左翼にも挑戦。12日の紅白戦では3安打と好守で存在感を示した。阿部バットで腕を磨き、さらなるアピールを図る。

 18日からは対外試合がスタート。25日からは岡本にとって勝負のオープン戦も始まる。「何がなんでも結果を残して、1軍の試合に出られるようにしたい」。3年目の飛躍へ、20歳の若武者の思いは熱い。

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