ロッテ、デスパイネとの交渉断念 前阪神・ゴメス獲得が決定的に

 ロッテ・林信平球団本部長は19日、アルフレド・デスパイネ外野手(30)との来季の契約交渉を打ち切ったと発表した。この日、キューバ政府に伝えた。

 2年契約が切れるデスパイネには残留に向けて、3年契約で総額10億円以上という最大限の条件提示をしてきたが、「厳しい契約条件に断念せざるを得なかった」と林本部長。キューバ政府の要求額との差を埋めることができなかったという。

 今季134試合に出場して打率・280、24本塁打、92打点をマークしたデスパイネにはソフトバンクが早くから獲得に動いており、入団が確実視される。ロッテは新外国人について「これから考える」(林本部長)としているが、前阪神のマウロ・ゴメス内野手(32)の獲得が決定的な状況になっている。

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