日大完全V 東洋大・笹川は三冠王届かず

 「東都大学野球、日大8-6東洋大」(27日、神宮球場)

 既に優勝を決めた日大は2位東洋大を下して2勝1敗とし、勝ち点5の完全優勝を飾った。亜大は国学院大を破り、2勝1敗の同3で3位。この試合で亜大は1試合11盗塁、1イニング6盗塁をマークし、ともにリーグ最多記録を更新した。最高殊勲選手と最優秀投手には5勝の日大・木村光彦投手(4年・習志野)が選ばれ、東洋大・笹川晃平外野手(4年・浦和学院)が打率・417初の首位打者になった。

 東洋大・笹川は三冠王に1打点及ばなかった。一回無死二塁は三直。力んで凡打を繰り返し、今季最終戦は5打数無安打、打点なし。「実力不足。期待されて力が入った」と話した。1994年秋の井口(青学大=現ロッテ)以来の快挙はならなかったが、首位打者と3本塁打の堂々の成績。プロ志望届を提出せずに東京ガスへ進む主将は「社会人でしっかり学びたい」と気持ちを切り替えた。

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