左肘の違和感で戦列を離れているソフトバンクの和田毅投手がクライマックスシリーズファイナルステージの登板も回避する方向であることが10日、明らかになった。佐藤投手コーチがヤフオクドームで行われた投手陣の練習後に「無理。ブルペンに入らない限り、何度キャッチボールしてもね」と話した。
米大リーグから5年ぶりに日本球界に復帰した今季は15勝5敗で最多勝と勝率第1位の2冠に輝いたが、9月下旬に左肘の異常を訴えた。この日も約60mの遠投を行ったが、ブルペンでの投球は再開できていない。
リーグ優勝した日本ハムとのファイナルステージは12日から札幌ドームで行われる。