ハム大谷 打倒ソフト決意「全員で勝てるように」ファイナルS初戦“二刀流”出場へ
「日本ハム紅白戦、紅組5-2白組」(9日、札幌ドーム)
相手にとって不足なしだ。CSファイナルSで戦う相手がソフトバンクに決まり、日本ハム・大谷翔平投手は「強いのは当然ですけど、しっかり全員で勝てるように頑張りたい」と決意を込めた。
この日は本番前最後の紅白戦に白組の「3番・指名打者」で出場。第2打席にはメンドーサの外角変化球を逆方向に打ち返し、左翼後方へ大きな左飛を放った。
台風被害のチャリティーマッチとして一般公開した紅白戦。2万1335人の来場者から大きな歓声が起きた。この日は3打数無安打に終わったが、城石打撃コーチは「自分の打撃ができている」と結果よりも内容のよさを強調した。
ファイナルS初戦(12日)での先発が内定している。対ソフトバンクは2勝0敗。防御率1・26。野手としても打率・411、9本塁打の好成績で、初戦は指名打者制を解除しての出場が有力だ。「アドバンテージは考えていない。1勝1勝をしっかり取りにいく」と大谷。受けて立つ気持ちはない。投打の活躍で、チームを日本シリーズ出場へと導く。