寺島&今井、東京五輪侍狙う U18アジア選手権V帰国

 野球のU-18アジア選手権(台湾)で優勝した高校日本代表が5日、羽田空港に帰国した。ともに今秋ドラフト1位候補に挙がる寺島成輝投手(履正社)と今井達也投手(作新学院)は、20年東京五輪に侍ジャパンの一員として出場することを目標に掲げた。

 寺島は開幕戦の香港戦と中国戦に先発し、計12回で無安打無失点。最優秀防御率、ベストナイン(左投手)などを獲得した。今井も1次リーグと決勝の台湾戦に先発。本調子でない中、一番の難敵相手に無失点で試合を作った。「いい経験になった」と口をそろえた左右の両輪は、日の丸を背負う重みとやりがいを肌で感じた。

 4年後は22歳。2人ともプロ志望届の提出は確実で、球団の主力となっていても不思議はない。寺島が「バリバリの年齢。五輪に出てみたいし、目指してやりたい」と力強く未来を見据えれば、今井も「できるだけ上のレベルでやりたい。選ばれたらこの経験を生かしたい」と呼応した。

 決勝後は宿舎で祝宴が開かれ、5日に18歳になった女房役・九鬼の誕生日も祝った。「日本を代表する選手はたくさんいる。機会があればまたやりたい」と今井。再び一緒に侍のユニホームを着る日を信じて、新たなステージで成長を期す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス