巨人が投打に圧倒 ヤクルトは東京ドーム8戦全敗

6回、通算1500投球回達成した巨人・大竹=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「巨人9-0ヤクルト」(30日、東京ドーム)

 巨人が投打がかみ合って完勝し、2連勝とした。打線は12安打9得点。投げては3投手でヤクルト打線を完封した。

 二回、脇谷の右前適時打で先制。三回は長野の左越え7号ソロ、四回は小林誠の左前適時打で加点。五回には押し出し四球、小林誠の中前2点適時打などで4点を奪い突き放した。六回も村田の左前適時打などで2点を加えた。

 先発の大竹寛は7回4安打無失点の好投で3勝目(1敗)を挙げた。八回は田原誠、九回は西村が無失点で、完封リレーを決めた。

 お立ち台に立った小林誠は、2安打3打点の活躍にも「バッティングは一生懸命、必死に食らいつくだけなんで、それがタイムリーになってよかった」と謙虚に語った。大竹は「自分はいつも崖っぷちだと思ってマウンドに上がっているので、いつも通り絶対勝つと思ってマウンドに上がりました」と振り返った。7回で132球を要したことには「無駄球が多くて誠司(捕手の小林誠)に迷惑をかけてしまったんですけど、うまく引っ張ってくれて、誠司に感謝です」と、女房役を立てた。

 ヤクルト5連敗で、東京ドームでは8戦全敗となった。先発・山中が4回7安打3失点で8敗目(3勝)。2番手・成瀬も1/3回で4失点と責任を果たせなかった。打線は散発4安打で無得点に終わった。

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