東京五輪期間中、プロ野球中断へ 実行委員会で方針「全面的に協力する」
日本野球機構(NPB)の機構理事会とプロ野球の実行委員会が4日、都内で開かれ、2020年東京五輪期間中のプロ野球の公式戦は休止する方針を決めた。11日に行われるオーナー会議での承認を得て、正式決定となる見込みだ。
NPBの井原事務局長は「国家の一大イベント。全面的に協力することが大前提。シーズン中断?その方向です。常識的にそういう(五輪期間中すべて)ところかなと思う」と説明。20年は7月24日から8月9日までの17日間で、シーズンを中断する見込みだ。
また、今季から危険な衝突を禁止するために導入されたコリジョンルールについて、運用方法の見直しなどについて検討された。井原事務局長は「いろいろな意見が出たが、今後は規則委員会の方で審議していただくことになった」と説明。継続審議となり、後半戦からの運用見直しは事実上困難となった。