G由伸監督2軍選手“抜き打ちチェック”

 巨人・高橋由伸監督(41)が19日、若手野手を中心に2軍選手の“抜き打ちチェック”を行った。川崎市のジャイアンツ球場で行われたイースタン・ロッテ戦を視察。ドラフト2位・重信(早大)らの活躍に「打つのも走るのも積極的だった」と目を細めた。

 1軍では2番の立岡と4番のギャレットの不振が際立ち、脇谷や堂上ら左の代打陣も結果を残せていない。代役は任せろと言わんばかりに重信や橋本、アンダーソンらのバットから快音が響いた。三回には一挙10得点の猛攻。左犠飛を放った2年目の岡本を含め、指揮官は「すごかった。みんな打って走って、いいね」と評価した。

 チームは首位にいながらリーグ最少の139得点と、相変わらずの貧打ぶり。入れ替えについて「まだ、見たばかりだから」と保留したが、2軍選手の躍動はまぶしく映ったに違いない。

 クラブハウスでは右肩痛から実戦復帰が近づく阿部とも対面。さまざまな収穫を手にして、20日からの中日3連戦に向けて名古屋へ向かった。

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