“川端代役”今浪2安打でヤ連敗脱出
「広島3-11ヤクルト」(18日、マツダスタジアム)
ヤクルトは伏兵が躍動した。体調不良の川端に代わり「2番・三塁」でスタメン出場した今浪が、2安打2打点で勝利に貢献した。
勝負強さを発揮した。3-3の七回2死一、二塁で中越えに決勝の2点適時三塁打。六回にも中前打で好機を広げて同点劇を演出していた。「考えると力が入るので、何事もなかったように打席に入りました」とサラリと言ってのけた。
欠場した同僚を「一番悔しいのは川端慎吾」と気遣い、「彼がいないから負けたと言われるのも嫌。帰ってくるまで頑張ります」と頼もしいセリフも口にした。チームは連敗を4で止め、真中監督は「(今浪が)素晴らしい活躍をしてくれた」と目を細めた。