駒大のドラ1候補・今永4回0封

 「東都大学野球、国学院大3-0駒大」(14日、神宮球場)

 駒大は国学院大に完封負けし、4連敗となった。今秋ドラフト1位候補左腕・今永昇太投手(4年・北筑)が4回無失点、4奪三振と好救援したが、実らなかった。専大は中大に先勝した。

 リーグ現役最多18勝の左腕が、本来の姿を取り戻しつつある。3点ビハインドの六回から登板した今永は、直球で押した。全47球の8割以上。最速146キロを計測した。

 4回2安打無失点。毎回の4奪三振のうち、3つは直球で奪った。「真っすぐでファウルや空振りを取る持ち味が出せつつある」と、手応えはある。この日も12球団のスカウトが視察。DeNAの吉田スカウト部長は「階段は上がっている。オレは信じているよ」と、変わらぬ評価を強調した。

 力投も勝利にはつながらず、今カードであと1敗すれば最下位が決まる。それでも、今永は「ゼロに抑えれば味方に流れをもたらせると思う」と力を込めた。ドラフト前に、まずは崖っぷちからチームを救う。

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