立大・斎藤俊が8回0封、連敗止める
「東京六大学野球、立大3-0法大」(12日・神宮)
立大が連敗を5で止めた。
斎藤俊介投手(4年・成田)が8回無失点の力投。10安打を浴びながらも要所を締めた。序盤は変化球の制球がいまひとつだったが、直球頼みになることなく、根気よく修正。「苦しかったですけど、一つ一つと思って、自分の投球を信じて粘り強くやった」と、充実感を漂わせた。
2年春に最優秀防御率に輝いた右腕は、右肩痛で3年秋のシーズンを棒に振った。今秋は球速も自己最速にあと1キロに迫る146キロを計測。故障前の姿を取り戻しつつある。今季初の勝ち点奪取がかかる3回戦へ向け「明日も登板があると思って準備したい」と、頼もしかった。