ヤクルトが黒田粉砕で盤石首位固め

 「ヤクルト6-0広島」(23日、神宮球場)

 踊る傘の波が、陽光を受けてキラキラと光る。ヤクルトが3連勝で首位固め。巨人が阪神に勝ったことで優勝マジックこそつかなかったが、唯一無二の目標にまた前進した。

 強力打線の主役が仁王立ちだ。山田が2安打、2盗塁。打点王争い独走中の畠山が26号2ランを含む3打点。黒田を粉砕し、Vロードを加速させた。初回と三回に2死から山田が安打で出塁すると、ともに初球で二盗。得点圏に置いた山田を畠山が左翼線二塁打と2ランで得点に変えた。

 「哲人(山田)が二塁に行ってからの方が得点の可能性が高くなる。走ると思ったので、早いカウントは待った」と畠山。主砲の思惑通り、山田は初球から盗塁を決めてお膳立てした。

 「去年とは疲れ方は違うが、やりがいがある。取れるモノは取りたいし、走れると思えばこれからも走る」と山田。チャンピオンフラッグと個人タイトル、どちらも逃すつもりはない。

 真中監督はいつも通り「自分たちはこれまでと同じようにやっていくだけ」と平常心を強調したが、お立ち台に上がった畠山は「全部勝って、必ず優勝します」と神宮のファンに約束。最短なら27日に決まる14年ぶりリーグ優勝に、ナインの目の色が変わっている。

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