藤川球児がヤクルト山田&川端を絶賛

選手ゲストで出演する藤川(撮影・佐々木彰尚)
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 大リーグ挑戦から帰国し、四国アイランドリーグplus・高知でプレーする藤川球児投手が25日、神宮球場で行われたヤクルト-巨人戦のフジテレビによる中継にゲスト解説として出演。打率リーグトップを競うヤクルトの山田と川端に注目した。

 3-0の四回2死走者なしで打席に立った川端。巨人2番手・田原誠に対し、追い込まれながらもファウルで粘り、11球目を中前へポトリと落とした。

 藤川は「ボールとの距離を自分のバットを引くことでつくれるのがすごい」とその打撃フォームに着目。隣で解説を務めていた立浪和義氏(元中日)の現役時代を例に挙げ「バットを引くところは、立浪さんに似ていると思います。立浪さんにはよく打たれました」と話し、名球会打者に匹敵するボールのとらえ方だとして絶賛した。

 川端の中前打で2死一塁として、打席には先日、4打数連続本塁打の日本タイ記録を達成した山田。初球の変化球を見逃し、1ストライクからの2球目、高めのスライダーを左翼席へ運ぶ32号2ランを放った。

 藤川は「2球連続での失投は逃さないですね。(山田が)そこに投げさせているんですけど。バッテリーも怖いんで、(あまいコースへ)吸い込まれることがあるんですよね」と強打者に対する投手心理を、経験を踏まえて解説した。

 この日午前に更新したオフィシャルブログでは「生観戦か~。ヤクルトの山田選手がどんな打者なのか?楽しみが多いな」とつづっていた。

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