キヨシ今季ワースト借金8…三浦大誤算

 「巨人8-7DeNA」(12日、東京ド)

 番長の悪夢は突然だった。猛追もあと一歩及ばず、DeNAは連夜の1点差負け。4連敗で借金は今季ワーストの8で、巨人には5連敗となった。先発・三浦が四回に6点を失う大誤算。それが全てだった。

 四回に1点を先制した直後。それまで完璧に抑えていた三浦が猛打を浴びる。まず1死一、三塁から阿部に同点適時打を献上。なお1死一、二塁で長野にも適時打を許し、さらにまたも四球で1死満塁から代打・堂上に満塁弾を被弾。5回6失点降板の番長は「(満塁弾の)あの1球もそうですけど、四球もあって、あんな展開にしてしまった。最後まであきらめずに追い上げてくれましたけど、6点は申し訳なかった」と責任を痛感した。

 中畑監督も「追い上げは、あきらめずに最後までやってくれた。(三浦)大輔らしからぬというか、1点を守りにいって大量失点。大輔自身も反省していると思う」と無念の表情。「振り返ってもしょうがない。あすのゲームを取るために頑張ります」と自分に言い聞かせた。

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